子どもが小学校に上がるタイミングで、住まいを購入するご家族は少なくありません。
しかし、念願のマイホームでの生活もつかの間、人事異動で地方に転勤。
子どもの学校やパートナーの仕事は変えられず、結局単身赴任を決断した…。そんな話をよく聞きます。
問題は、残されたご家族の生活です。お母さんも仕事をしていたら、時には残業があるでしょう。
お子さんも6時には学童から帰ってきますし、夏休みなどは一人で生活する時間が増えてしまいます。
「自分の留守中に不審者の訪問や電話があったら…」と不安になるのではないでしょうか。
「共働きの家庭もそうだし」と思うかもしれませんが、何かあったときに頼れる大人が減ってしまうこと、また「あの家は常に子どもか、いても女性と子どもだけだ」ということが周囲にわかってしまうことは、防犯の観点からも、防ぎたいものです。
実際に、ホームセキュリティのALSOKが調査したところ、小学校のクラスの約1割の子が「両親の留守中に不審者の訪問や電話があった」と答えたそうです(※1)。
大切なのは、犯行者に「子どもひとりで留守番をしていることを悟らせない」こと。
絶対に玄関のドアを開けない、誰もいなくても「ただいま」と言って帰る、安易に鍵を見せない、周囲に不審な人がいないか確認した上で玄関のドアを開ける、などさまざまな対策を考え、お子さんと確認し合っておくことが重要です。
お子さんの安全を守るために有効なのが、ホームセキュリティの導入です。
専用のセキュリティシステムを設置することで、24時間365日ガードセンターが監視をしてくれます。
万が一不審者が侵入したときや火災を検知したとき、非常ボタンが押されたときにはガードマンが駆けつけてくれるので安心です。
また、ホームセキュリティを導入した家には、警備会社のステッカーなどが外部から見えやすい場所に貼られます。
防犯対策をした家であることがはっきり分かるため、それだけで犯罪の抑止力になります。
料金やサービス内容は、各社さまざまです。
ちょっとしたセキュリティなら月1,000円台で導入できるものもあるため、求める内容に合わせて検討してみてください。
単に「家を買ったばかりだし、手放せない」という理由で単身赴任を検討しているなら、期間限定で家を人に貸すリロケーションも考えてみてはいかがでしょうか。
リロケーションとは、一定の期間を決めて自宅を人に貸す方法です。賃貸と違って、期間限定なので、戻るときにスムーズなのが転勤者にとってはありがたい仕組み。
人に貸すメリットは、なんといっても家賃収入が得られる点です。
住宅ローンや税金の支払いに家賃収入を充てることができます。
単身赴任で二重にかかる生活費や光熱費を一本化できるので、経済的な負担を低減することも可能。
なにより、お子さんが一人で留守番する時間が減り、安心して過ごすことができるでしょう。
リロケーションは個人で行うこともできますが、専門の管理会社に依頼するのが一般的。
会社によってサービス内容や料金、手数料や条件が大きく異なるため、委託する会社は慎重に選ぶことが大切です。
リロケーションについての詳しい解説はこちらのページで行っています。
興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
当メディアは1975年に創業したZenken株式会社が運営・制作しています。WEBマーケティング戦略やメディア制作・運用のノウハウなどのサービス提供し、8,000以上のサイトを構築。
不動産業界のサイト制作数も多く、今回は転勤者にとっての心強い味方である“リロケーション”の認知向上のためのメディアを、「住まいの情報館(株式会社D2)」監修の元、制作しました。
転勤の辞令が出て、悩みを抱えるご家族の力になれば幸いです。